広島のお盆

元来旧暦の7月15日を中心に祖霊供養を行う3〜4日間を盂蘭盆(うらぼん)、多くは単に盆と呼んでいる。お盆は奈良時代、仏教伝来の頃から都周辺の寺では行われていた記録があるらしい。14日に祖先の精霊を迎えて祭り16日に送るというならわしは全国共通で、新暦採用後は月遅れでほとんどのところで8月に行っている。一般に古来精霊を迎えるために門火(迎え火、送り火)を焚くところが多いが、広島県では真宗の安芸門徒が多く門火に代えて墓地に灯籠や提灯をともしていた。紙の灯籠が供されるようになった時期は分からないが戦前は白い紙灯籠がほとんどであったが戦後は白灯籠は新仏だけに限り、他は色灯籠を立てるようになった。
h56.jpg (42899 バイト) 左はあるコンビニエンスストアの店先である。

これは竹の先40cm位を6つに割いて広げて紙を貼って6角錐に作られている。

これを買い求めて「供 ○○家」と書いて墓参の際に墓地に立てる。

 

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写真のように墓石の回りは墓参した人が立てた紙灯籠で埋め尽くされる。真ん中の写真の白い灯籠は新仏、つまり初盆の墓である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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夕刻に家族が墓参して灯籠にロウソクを立てて火をともします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


筆者の郷里である島根県平田市十六島町(出雲市十六島町)のお盆について

お盆には祖先の精霊が家に帰ってくるので玄関先で迎え火、送り火を焚きます。家の仏壇の前や別室に祭壇を作って位牌を並べ、果物、野菜等のお供えをします。回りにはいくつもの盆提灯を並べます。この盆提灯は初盆の時に親戚が供する習慣になっています。親戚縁者は墓参を終えるとこの祭壇にお供えをしてお参りをします。そしてお茶とお菓子の接待を受けながら故人を偲んで暫し語らいます。墓地には木製か金属製の灯籠を1〜2個置きます。

 

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